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今回はデータサイエンティストの子育て体験記として、出産の立ち会いを振り返ります。妊娠・出産は千差万別で、早く出てくる子がいればなかなか出てこない子もいるし、お産が数時間で終わる場合もあれば2日コースの場合もあるようです。我が家の場合、予定日11日超過というのんびりさんでしたが、いざ出てくるとなると入院から4時間半で出てきてしまうマイペースな子でした。
この記事では、出産前後に夫婦でどのように過ごしていたか、予定日超過から出産までの記録を振り返ります。この記事を読めば、千差万別の出産ストーリーのうちの一つを知ることができます。一例としてご自身のお産の参考になるかもしれません。
この記事はこんな人におすすめ
- 子どもを持とうと考えている方
- もうすぐ子どもが生まれる方
Abstract | 想定外だらけの出産劇
一つとして同じお産はない、妊娠・出産は千差万別と言われますが、私たちの出産体験も想定外だらけのものとなりました。計画無痛分娩を予定しており、予定日よりも少し早く産まれてくると思っていたら予定日を11日超過する、前駆陣痛でまだ陣痛は来ていないと思っていたら実は陣痛だった、まだまだお産が進まなそうと思っていたらあっという間にお産が進んで入院後4時間半で産まれてくるなどなど想定外の連続でした。今回はそんな想定外だらけのどたばた劇をお送りします!
Background | 出産前後の計画と想定
はじめに、我が家の分娩計画と予定日前後に想定していた生活や休暇のとり方についてお話します。
計画無痛分娩と産院の方針
我が家では無痛分娩を希望していたので、妊娠前から情報収集をして無痛分娩ができる産院を探し、分娩予約をしました。
無痛分娩とは
無痛分娩とは、硬膜外麻酔という下半身の痛みの神経に作用する麻酔を使って陣痛の痛みを和らげながら分娩を行うことです。硬膜外麻酔によって、下半身の痛みを感じる神経の働きを弱めることで痛みを感じにくくなりますが、それ以外は普通の経膣分娩と変わりません。
なお、無痛分娩の概要とメリット・デメリット等は過去記事
で解説しています。
無痛分娩の分娩予約は早めに
無痛分娩ができる産院は2022年時点では限られており、分娩予約がすぐに埋まってしまうので、予めどの産院にするか決めておく必要があります。分娩予約ができる週数は産院によりますが、我が家の利用した産院の場合、心拍確認ができたら分娩予約可能でした。心拍確認ができてすぐに予約を申し込んでギリギリ予約できた感じでした。
分娩日の決め方や対応時間は産院によって異なる
無痛分娩では予め分娩日を決めておく計画無痛分娩が私の周りでは主流です。計画無痛分娩を行う際、分娩日の決め方や対応可能な時間帯は産院によって異なるようです。分娩日を妊娠中期頃に予め決めてしまう産院もあれば、妊婦健診で様子を見ながら予定日ぎりぎりに分娩日を決める産院もあります。また、産院によっては、いつでも無痛分娩に対応可能で計画ではなく陣痛が来てから無痛分娩か自然分娩かを選択できるところもあるようです。
分娩予約した産院では、
- 予定日が近づいたら妊婦健診で子宮口の開き等を見ながら分娩日を決める
- 深夜と日曜祝日は麻酔医不在のため無痛分娩に対応していない
という方針でした。硬膜外麻酔のカテーテルは麻酔医が在勤している平日と土曜の日中でないと実施できないため、この時間帯に入院してカテーテルを入れておかないと無痛分娩はできません。逆に、入院してカテーテルが挿入されてさえいれば、いつ陣痛が来ても無痛分娩が行える仕組みでした。
産前・産後の休業計画
私たち夫婦はどちらも会社勤めの共働きです。産前産後の休業計画は
- 妻: 産前9週間、産後休業8週間、育児休業約1年から2年
- 夫: 予定日1週前から有給休暇、予定日の月末から育児休業3ヶ月
というものでした。計画無痛分娩なので、予定日よりも早く分娩になる可能性が高いと考えていたので、夫の私も1週間前から休暇にしておきました。また、夫婦ともに予定日前から休業に入っておくことで、余裕をもって出産準備をすることができました。
Method | 予定日から出産前日までの実際の経過
ここからは実際の顛末をお話していきます。出産予定日から出産前日までの実際の経過は図1のようになりました。計画無痛分娩を希望していたものの、子宮口がなかなか開かなかったため、
- 計画分娩日が決まらず、出産予定日6日後に最終期限として計画分娩日が設定される
- 結局、計画分娩日前日の深夜に陣痛が来て、早朝にスピード出産となり無痛分娩ができない
という顛末になりました。
予定日2日前 | 出産予定日前最後の妊婦健診(14回目)→分娩日設定できず
計画無痛分娩を希望していたため、てっきり予定日前に分娩日が設定されるものだと思っていました。ところが、出産予定日前の最後の妊婦健診(14回目)でも子宮口がほとんど開いていなかったため、分娩日の設定を行うことができませんでした。子宮口の開きは1cmで指一本がぎりぎり入るぐらいでした。子宮口も固く、まだしばらく出てきそうにないとのことでした。
結局この健診で計画無痛分娩の分娩日を決めることはできませんでした。よって、ここで予定日超過が確定しました。
なお正期産に入っているので、産科の先生に言わせれば「いつでも産ませることはできる」そうです。しかし、子宮口がまだ開いていないお産が進んでいない状態で産ませるには、陣痛促進剤がたくさん必要になったり、バルーンを使って子宮口を広げるなどの手厚い補助が必要になるようです。そうすると、場合によっては1日で産み切ることができなくて、2日コースになるなど大変なお産になる可能性が高まるとのことでした。
予定日2日後 | 妊婦健診15回目
妊婦健診の頻度は妊娠36週以降は週1回ですが、予定日以降は週に2回となります。私たちの場合は予定日2日後に15回目の妊婦健診がありました。少しはお産が進んで子宮口が開いているかなと思いましたが、結果は14回目と変わらず。まだまだ出てきそうにないので、計画無痛分娩日を決めることはできませんでした。
15回目以降の妊婦健診は全額自己負担(補助券なし)
ところで、妊婦健診は保険外診療ですが、14回目までは自治体からの補助券によって少ない費用で受診できます。診察代が産院によって異なるので、産院によっては自己負担がゼロの場合もあります。しかし、15回目以降の検診は自治体からの補助が出ないため、全額自己負担となります。私たち夫婦の場合は、17回目まで妊婦健診を受けたので3回が自己負担となりました。
予定日6日後 | 計画分娩日(最終期限)の決定(妊婦健診16回目)
当院では予定日後2週間以上の超過はさせない方針でした。子宮口が開いていなくても、予定日の2週間後になる前に計画分娩日が設定されます。そこで、予定日6日後の16回目の妊婦健診で計画無痛分娩日が設定されました。この健診でも子宮口の開きは進んでおらず、すこし柔らかくなってきた程度なので最終期限(予定日後2週間)ぎりぎりに計画分娩日が設定されました。ただし、ここで決めた計画分娩日は最終期限なので、次の妊婦健診のときに子宮口の開きが進んでいれば早める可能性もありました。
計画無痛分娩(最終期限)の概要
最終期限前の計画無痛分娩は
- 予定日11日後の夕方: 入院して硬膜外麻酔のカテーテル挿入
- 予定日12日後(計画分娩日): 朝から陣痛促進剤でお産開始。できればこの日に産み切る。
- 予定日13日後: 2日コースになった場合の予備日
という予定でした。
計画無痛分娩の入院日にやるはずだったこと
予定日12日後が計画分娩日で、その前日の夕方に入院します。入院したら硬膜外麻酔のカテーテルを挿入し、いつでも無痛分娩に対応できる状態にします。さらに、子宮口の開きが足りない場合はバルーンを入れて子宮口を広げる処置を行います。
計画無痛分娩の分娩日にやるはずだったこと
計画分娩日当日は朝から陣痛促進剤を投与してお産を開始します。初産の場合は時間がかかるので、早くてもその日の午後、なるべく日付が変わる前のその日中に産み切れたら良いという方針でした。夫の心づもりとしては、予定日12日後の午後以降に生まれてくるというイメージができていました。
計画無痛分娩の予備日にやるはずだったこと
もし計画分娩日当日に産みきれない場合、一度陣痛促進剤を切って翌日に持ち越しとなります。もし翌日にトライしても経膣分娩でのお産が進まない場合は切開分娩に切り替えとなります。産院としては2日かかっても産まれてこないのは何か原因があるからで、そのまま続けても危険があると考えるようです。
予定日9日後 | まだまだ出てこなそう(妊婦健診17回目)
17回目の妊婦健診でも子宮口の開きはあまり変わりませんでした。産科の先生曰く、少しだけ広がって指一本が余裕で入る程度になったものの、まだ出てこなそうとのことでした。計画無痛分娩の入院日・分娩日は予定通りとなりました。
予定日1週間前から予定日9日後まで | とにかく歩き回る!夫婦2人だけの最後の生活を満喫
予定日を過ぎてもなかなか出てこないと、産院からは「たくさん歩いて」と言われます。幸い夫も予定日1週間前から休業に入っているため、夫婦ともに時間があります。そこで平日の昼間にも関わらず毎日夫婦で外出して外食や散歩を楽しみました。毎日1万歩以上歩くという健康的な生活を送ることができました。また、ちょうどサッカーのワールドカップの時期だったので、日本チームの試合も全試合見ることができました。
Result | 出産前日から出産までの実際の経過
のんびりとした予定日後を過ごしていた私達夫婦ですが、予定日10日後に転機が訪れます。
予定日10日後(1) | 破水疑惑
まだまだ産まれてこないと思っていた予定日10日後、早朝におりものが多く出て破水かと思い産院に連絡しました。とりあえず入院できる準備をして来てくれとのことなので、陣痛タクシーで産院に行きました。
産院では、リトマス試験紙を使った破水のチェックと内診をしてもらいました。結果、破水ではないことが確認できました。内診で卵膜がしっかりあることも確認できました。
まだまだ出産には至らなそう
また、子宮口の開きは前日とあまり変わらずお産は進んでいないとのことでした。この時点では「まだまだ出産にはならなそう」という感じでした。お腹の張りは継続的にあるものの、助産師さんからは「このお腹の張りを陣痛に繋げないとね〜」と言われました。「いやいや、毎日歩き回ってるしこれ以上どうしろと?」と正直思いました(笑)。
おっぱいマッサージのアドバイス
助産師さんからは母乳の出が良くなるおっぱいマッサージを1日8回やるようにアドバイスを受けました。おっぱいマッサージをやるとオキシトシンというホルモンが分泌されてお産が進みやすいようです。オキシトシンは子宮収縮作用があり、陣痛促進剤の成分でもあります。結局、この日は一日体調が優れなかったのでおっぱいマッサージはしませんでしたが…。
予定日10日後(2) | 前駆陣痛(今思えば)
子宮口の開きが変わらずまだまだ出産には至らなそうとのことなので、この日も夫婦で外出して歩き回るつもりでしたが、生理痛のような腰の痛み、お腹の張りに加えて、おしるしが続いていたので家でゆっくりすることにしました。
今思えば、この腰の痛みが前駆陣痛だったのだろうと思います。しかし、産院でさんざん「まだまだ来そうにないね」と言われまくっていた私達夫婦はそうとは思わず、いつものお腹の張りが少し強いのかな?前駆陣痛の前駆かな?ぐらいに思っており、まだまだ陣痛は来ないだろうと呑気に構えていました。
予定日10日後(3) | 陣痛開始(今思えば)
予定日10日後の夜になると腰の痛みがだんだんと強くなってきました。ベッドに入ってからは定期的に腰が痛くなるようになり
- 痛みは1分で収まる
- 痛む間隔は8分–10分程度だったり4分になったり
といった様子でした。ただ、妻としては耐えられる範囲の痛みだったので、これが陣痛だとは思わず「前駆陣痛」と思っていました。この日の朝に産院で「まだまだ来そうにない」と言われたのでまさかここで陣痛が来ているとは思いませんでした。
ただ、このように「痛みが1分で収まる」、「間隔が8–10分」と書いてみると明らかに陣痛ですよね。傍から見ると「早く産院行きなよ」と思うところでしょうが、自分たちの身に起きてみるとなかなか冷静で正確な判断はできないものです。今回は初産だったので入院が間に合いましたが、もし経産だったらタクシーの中で産まれていたかもしれません。
正期産に入るといつお産が来てもおかしくないと言われます。子宮口がまだ開いていなくても予断を持たず、少しでも「もしかしたら陣痛かもしれない」「もしかしたら破水かもしれない」と思ったらすぐに産院に行くべきだったなと思いました。
予定日11日後(1) | 産院へGo
陣痛だと思っていませんでしたが、結局予定日11日後の早朝に入院することにしました。
01:49 | 念の為の産院への連絡
陣痛が来ているとは思っていませんが、念の為深夜1時半ごろに産院に連絡をいれました。ただ、
- 深夜のため無痛分娩に対応していない
- しばらくは産まれないだろう
と思い、とりあえず家で待機することにしました。初産なので時間がかかるし、まだ陣痛ではないと思っているので、今思えば呑気なものでした(笑)。
02:34 | 産院へGo
産院に連絡してから1時間が経ちましたが、痛みが強くなってきており眠れそうにないので産院に行くことにしました。産院に入院したい旨の連絡を入れ、陣痛タクシーで産院にGoです。
このときは流石に痛みが強くなっており、痛みが来ている間はまともに動けない状態でした。痛みがなくなっている隙きを見て、動いてタクシーに乗り込む状態でした。ここまで来ると呑気な私たちでも「さすがにこれは陣痛だろう」と思いました。
予定日11日後(2) | 入院・LDR入室
陣痛タクシーで産院に着き、事前に電話をしていたのでスムーズに入院し、LDRに入ることができました。ところで、当院では夫の出産立ち会いはコロナ期間でも可能でしたが、出産直前までは産院に入ることはできません。冬の深夜に外で待つわけにも行きませんし、なんせ「初産なのでまだまだ時間がかかる」と思い込んでいます。夫の私は乗ってきたタクシーで家に帰って待機することにしました。
3:00 | 産院に到着しLDR入室
3:00に産院に到着後、妻はLDRに入室させてもらえました。検尿と着替えの後、点滴を開始されました。
和痛分娩の注射
当院では深夜の無痛分娩(硬膜外麻酔のカテーテル挿入)には対応していないため、カテーテル挿入はこの時点ではできません。ただし、「和痛」と呼ばれる痛みを和らげる注射を打ってもらうことができました。この注射は痛みを取り除くためのものではなく、陣痛と陣痛の間の時間にリラックスして回復が促進される効果があるようです。痛みを取り除く効果はないので、陣痛は普通に痛いそうです。
子宮口6cm
入院した時点で子宮口はすでに6cmまで開いていました。妻自身は、そんなにお産が進んでいると思わなかったため、驚いたそうです。夫の私も連絡を受けて驚きました。昨日産院に行ったときには「全然進んでいない」「なんとかして陣痛につなげて」ぐらいのことを言われていたので、まさか1日でそんなに進むとは思いませんでした。とはいえ、この時点でも初産は20時間かかると言うし、「産まれてくるのは今日の午後とか夕方かな」と夫の私は呑気に構えて6時半頃まで仮眠を取っていました。
また、子宮口6cmは本格的な陣痛が来ている段階で、もし無痛分娩ならすでに麻酔を入れている時間帯です。助産師さんから「よく頑張ったね」と言われたそうです。家で我慢せず、もっと早く入院してもよかったなと思います。
4:00 | 子宮口7cm
子宮口が7cmまで開き、陣痛の波が来るとかなり痛い状態になってきたそうです。和痛注射の効果で陣痛の波が来ていないときには眠くなります。妻は陣痛が普通に痛いので「和痛が効いていない!」と怒っていたそうです(笑)。トイレに行って戻ろうと歩くと痛くて辛いほどで、お産が進んでいることが自覚できたようです。
5:00 | 無痛分娩にできなくて絶望
この時間帯になると妻は無痛にしたいと本気で願ったようですが、当院では9時にならないと麻酔を扱える先生が来ないからまだできないと言われて絶望したようです。「4時間も耐えられない」と思ったそうです。陣痛の痛みもどんどん増していて、陣痛が来るたびに助産師さんを呼んだそうです。
6:30頃 | 夫起きる
「産まれてくるのは今日の午後とか夕方かな」と呑気に構えて仮眠を取っていた私ですが、寝ている間に来ていた妻からのLINEを見て「これはもうすぐ産まれるかもしれない」と慌てます。念の為、いつ呼び出されても産院に向かえるように身支度を始めました。
6:42 | 子宮口全開、夫呼び出し
子宮口が全開になったので、妻は助産師さんから「自然分娩で産みましょう。旦那さんを呼んで」と言われます。まさかこんなに早くお産が進むとは思わず、妻は驚いたようです。ここで完全に無痛分娩を諦めます。妻はこのあたりから自分でいきみたくなりますが、助産師さんからはまだ我慢するように言われたそうです。テニスボールで押し返されたそうです。
さて、身支度中に妻から夫に呼び出しの電話がかかってきました。「もう子宮口全開!早く来て!」とのことなので、急いでタクシーを呼びます。今回は普通のタクシーなので、陣痛タクシーよりも到着に時間がかかります。その間に身支度を全て済ませ、タクシー到着後すぐに乗り込み産院へ向かいました。
7:09 | 夫、産院に到着
夫の私はなんとか産まれる前に産院に到着し立ち会いを開始することができました。この時間帯は妻の陣痛がMAXに痛かったようです。陣痛が来たときにまたに手を当てて押していないと辛く、腰が砕けそうな痛みだったそうです。分娩台の手すりを掴んで叫びながら痛みに耐えていました。ただ、夫の私から見るに、想定していたよりは妻は落ち着いているように見えました。
7:26 | 娘、誕生
7:20頃になると助産師さんから「いきんでいいよ」と許可が出ます。妻はとりあえずいきみまくってみたようですが、助産師さんから「陣痛の波が来たときにいきんで」と止められます。陣痛の波が来たときに必死でいきむと、1回目で頭が出てきました。何か大きいものがにゅると出てくる感覚だそうです。いきむのは痛いけれども、陣痛の痛みの方が痛かったそうです。
こうして入院後4時間半、夫到着後17分のスピード出産で娘が誕生しました(図2)。最初に赤ちゃんの後頭部が見えて夫が思ったことは「髪の毛多いなあ」でした。ちなみに、夫の私は立ち会いしながら過呼吸気味になり手足が痺れていました。妻が呼吸法をやるのと一緒に私も呼吸法を真似して呼吸を整えました(笑)。この記事を書いていても手足が痺れて来そうです(笑)。
Discussion | 出産後の過ごし方
当院では、出産後2時間まで夫婦と子ども3人で過ごす時間を与えてくれます。赤ちゃんが元気なら
- 赤ちゃんを胸に抱きながら、出産後の処理(胎盤の処理など)
- 赤ちゃんを別室に移動して身体検査(夫はこちらに付き添い)
- その間に妻の産後の処置(傷の縫合等)
- 赤ちゃんと夫が分娩室に戻ってきて3人で写真撮影等の自由時間(産後2時間まで)
という流れです。
赤ちゃんを胸に抱きながら出産後の処理
産まれてすぐの赤ちゃんはいったん妻の胸に寝かされて簡単に全身を拭かれます(図1)。うちの娘は30秒ぐらい産声を上げると妻の胸に抱かれて落ち着いて産声を止めてしまいました。早くもお腹が空いたのか吸水シートをちゅうちゅう吸っていました(笑)。
夫婦が赤ちゃんに気を取られている中、助産師さんたちは早業で産後の処理をしてくれています。胎盤の処理もこの間に手早く行われていました。胎盤を見てみたかったのですが、見る時間はほとんどありませんでした。私たち夫婦も娘がずり落ちないように必死だったのであまり余裕がありませんでした。
赤ちゃんの身体検査
赤ちゃんと夫は別室に移動し、赤ちゃんは保温器の上で
- 身長・体重測定、簡単な身体検査
- 足型の記録
- 酸素濃度計の装着
- おむつ、帽子、服の装着
をしていきます。助産師さんが手早く作業をしている傍ら、夫は写真をたくさん撮ります。とりあえずビデオを回しておくのがおすすめです。処置が終わったら写真を取る時間ももらえました(図3)。
産後の処置
妻はこの間に傷の縫合など産後の処置を受けます。ちなみに当院では保温器の上にカメラがついていて、妻は処置を受けながらその映像をライブで見ることができました。
3人で自由時間
赤ちゃんの処置と妻の処置が終わると、全員で集まって写真撮影などの自由時間となります。写真をとったり赤ちゃんと触れ合ったりしてゆっくりと過ごすことができました。新生児はすぐに疲れて寝てしまうものだと思っていたのですが、結局産後2時間元気に起きていました。
産後2時間後 | 解散、夫帰宅
産後2時間が経過すると、赤ちゃんは新生児室に移動されます。夫の立ち会いもここまででなので帰宅します。
Conclusion | まとめ
最後までご覧頂きありがとうございます!
私たちの出産前後の体験談、出産立会の記録をご紹介しました。
予定日11日超過となったにもかかわらず、陣痛が来てからはあっという間のスピード出産となりました。様々な出産体験談を見ていて「初産の場合は時間がかかる。2日かかることもある」と思い込んでいたので、まさかこんなスピード出産になるとは思いもよりませんでした。一つとして同じ出産はない、出産は十人十色ということを実感した経験でした。
以上「育児 | 出産立会を振り返る」でした!
またお会いしましょう!Ciao!
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