育児 | 産後入院中の育児の振り返りと反省(データサイエンティストの育児体験記#3)

子育て

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今回はデータサイエンティストの子育て体験記として、出産後の入院中の育児を振り返ります。産後数日は産院に入院することになります。産院での面会時間は夫婦・家族で育児を練習する良い機会です。この記事では、入院中の育児の記録、入院中にやって良かったこと、やれば良かったことを振り返ります。

この記事を読めば、入院中の育児のイメージやポイントを知ることができます。ぜひお付き合いください。

Kaiko
Kaiko

この記事はこんな人におすすめ

  • 子どもを持とうと考えている方
  • もうすぐ子どもが生まれる方
  • 産後直後の育児生活のイメージを知りたい方

Abstract | 入院中は育児を練習する良い機会

産院への入院中は育児を練習し、一通りの育児内容を身につけるための良い機会です。母子同室が可能な場合、入院中の居室に赤ちゃんを迎え、オムツ替え、授乳、ミルクなど一通りの育児をすることになります。産院では助産師さんにすぐにアドバイスや助けを求めることができるので、安心して練習・実践することができます。夫や家族も面会時間を活用して育児に参加することができます。退院までに一通りの育児をこなせるようになっておけば、退院後の育児生活も安心です!



Background | 出産までの経緯まとめ

私たち夫婦は無痛分娩を希望していたにも関わらず、予定日11日超過からのスピード出産となり、結局は自然分娩で第一子を授かりました。出産直前のドタバタ劇は過去記事

にまとめてあります。ご興味があればぜひご覧ください。今回は出産後、産院に入院中の育児生活を振り返ります。



Data | 私たちの入院生活の基本情報

まずは私たち夫婦の場合の入院生活の基本情報をお話します。

産後のスケジュール

産後、出産日を0日目として4日目の午前中に退院するまで産院に入院します。出産日を含めて産院に4泊することになります。4泊の間に赤ちゃんのお世話を練習して身につけていくことになります。

図1. 入院中のスケージュール



面会時の記録

出産当日から退院までの実際の面会のときの記録簡単に残しておきます。

0日目|出産当日

出産当日の0日目はオムツ替えやミルクなどすべてのお世話を新生児室でやってもらえました。そのため赤ちゃんと過ごす時間はミルクとミルクの間の3時間など限られた時間です。

この日はまだほとんど寝ていて泣くこともありませんでした(図2)。大部屋の隣の赤ちゃん(生後1日か2日)が元気に泣いているのと比べて「おとなしい子なのかな?」と思っていました。翌日それは誤解であることがわかります。

図2. 0日目の面会の記録



1日目|出産翌日

出産翌日の1日目は日中母子同室となっている中の面会です。面会中も赤ちゃんと一緒に過ごします。この日から赤ちゃんは元気に泣くようになりました。昨日あまり泣かなかったのはまだ生まれたばかりだったからのようです。泣くときは隣の子に負けじと泣いていました。ただ、まだまだ寝ている時間が長く、少し泣くと疲れて寝ていました(図3)。

この日、昼間に赤ちゃんは生まれてはじめてのシャンプーをされてスッキリしていました。ピンクの包帯でできた帽子(図2)も外れました。

図2. 1日目の面会の記録



2日目|出産翌々日

産後2日目も赤ちゃんと一緒に過ごす面会時間です。面会時間中はほとんど寝ていましたが(図3)、オムツ替えをしたりミルクをあげる機会があります。私もオムツ替えやミルクのあげ方を妻から教わって実践しました。ミルクをあげている途中で助産師さんが見に来てくれて、もうすこし深く咥えさせたほうがいいよ〜とアドバイスをもらいました。

図3. 2日目の面会の記録



3日目|退院前日

産後3日目は退院前日、最後の面会日です。私たちの利用した産院では退院前日の夕食にお祝い膳がプラスされます。すごい量の夕食です(図4)。

この日は昼間にたくさんギャン泣きして妻は大変だったそうです。どうやら抱っこしてもなかなか泣き止まず、ギャンなきする中ミルクを作って、授乳して、ミルクを飲ませて、抱っこしてなんとか寝かしつける感じで苦労したそうです。昼間に泣いて疲れたのか面会時間中はよく寝ていました。

図4. 3日目の面会の記録



4日目|退院当日

退院の日は午前中に退院となるので、朝から慌ただしく準備します。赤ちゃんと妻は退院前の検診を受け、私は車で迎えに行く準備をします。退院のときも赤ちゃんはすやすや寝ていました(図5)。この時期の赤ちゃんはまだすぐに疲れて眠ってしまうので、家に返ってベビーベッドに置いてもすぐに寝ました。ただ、すぐに寝るのはこの日まででした。どんどん体力がついて翌日からは寝かしつけが必要になってきました。退院後の育児記録はまた別の機会にご紹介します。

図5. 退院の日の記録



育児環境

入院中の育児環境についてご紹介します。

大部屋

私たちは入院中の居室として大部屋を選択しました。私たちの利用した産院の大部屋は、病院の大部屋のイメージとはだいぶ異なります。周囲との区切りがひらひらのカーテンではなく、壁のような高い棚でなされていました。赤ちゃんの声や話し声は普通に聞こえますが、周囲はそれほど気になりませんでした。居住スペースも本人含めて3人プラス赤ちゃんが入ることができる程度にはありました。

コストを考えて大部屋にしましたが、産院では少数派なようで数が少なく予約が取りづらかったです。また、詳しくは後述の反省点で述べますが、育児の練習をする環境と考えると個室を選んでおけば良かったと思います。怪我や病気で入院する大部屋と比較すると十分すぎる設備ですが、赤ちゃんとの生活を考えると個室の方が良いと感じました。



日中母子同室・夜間母子別室

私たちが利用した産院では、出産翌日から昼間は母子同室、大部屋では夜間は母子別室という方針でした。個室の場合に限り夜間母子同室も可能でした。妻は朝食を食べたら新生児室に赤ちゃんを迎えに行き、消灯時間に新生児室に預けていました。妻の入浴中や検診を受ける際などは昼間でも新生児室で預かってもらうことができますが、他は基本的に赤ちゃんと居室で過ごします。



面会時間

2022年当時、まだ新型コロナの期間だったので面会時間は

  • 家族のみ17:00–20:00で可能

という制限がありました。面会時間は夫婦で赤ちゃんのお世話を一緒にできる機会でしたので、私は毎日フルで産院にいました。



Result | 入院中の育児で印象に残っているポイント

育児は入院中から始まります。ここでは入院中の育児を振り返って印象に残っているポイントをお話します。

赤ちゃんとの生活に慣れる母子同室生活

私たちが利用した産院では昼間のみ母子同室です。赤ちゃんとの生活に早く慣れるよう、基本はずっと居室に赤ちゃんがいる状態にするという方針の産院でした。妻がシャワーを浴びるときなど、どうしてもというときには昼間でも新生児室で預かってもらうことができますが、食事やおやつなどは赤ちゃんがいる中で食べることになります。

この頃の赤ちゃんは産まれたばかりで体力もあまりないため、活動できる時間が短くすぐに眠ってしまいます。そのため、退院後に比べれば妻だけの時間、大人だけの時間を取ることができていた印象があります。ただ、生後2–3日もすると目に見えて体力がついてくるので、簡単には寝てくれなくなります。泣いている時間がどんどん長くなり「これは大変だ」と思った記憶があります。



昼間のワンオペ育児

昼間、面会時間以外は妻によるワンオペとなります。これが結構大変です。私たちは今回が初めての赤ちゃんなので、何もかもが初めての状態でのワンオペでした。授乳、オムツ替え、ミルク作りなどすべてに時間がかかってしまいます。タイミングによっては赤ちゃんがギャン泣きする中、妻一人でミルクの準備をすることになります。我が子の場合、産まれた当日と翌日ぐらいはあまり泣かずに寝ていましたが、3日目ぐらいからは良く泣くようになりました。妻は当時、「よく泣く子だなぁ」と思っていたようです。

基本がワンオペで大変とはいえ、いざとなったら産院の助産師さんの助けを借りることができます。お母さんはホルモンの影響で赤ちゃんの泣き声に強いストレスを感じるようになっていますが、周囲の助けを借りやすい入院中の環境で赤ちゃんの泣きに慣れることにも意味があるかもしれません。



面会時間中は夫婦で育児

面会時間は妻がワンオペから開放され、夫婦で育児ができる貴重な時間です。前述の通り、面会時間は1日3時間しかないのでできることは限られますが、

  • オムツ替え
  • ミルク
  • 寝かしつけ

など、基本的な育児を夫婦で協力して行うことができます。妻が育児指導でオムツ替えのやり方やミルクの作り方、あげ方を習ってそれを夫に伝えて実践するスタイルでした。

面会時間は夫の私にとって育児の初歩を身につける良い機会でした。面会時間でも助産師さんが見に来てくれるため、夫の私もアドバイスを受けることができました。私がミルクをあげていて、赤ちゃんがうまく飲めていなかったとき、助産師さんから「アドバイスしてもいいですか?もう少し深く咥えさせてみてください」とアドバイスを受けてうまくいきました。思っていたよりも深く咥えさせて良いことが分かり、育児力を高めることができました。



育児指導

入院中は助産師さんから基本的な育児指導を受けることができます。私たちの利用した産院では

  • 赤ちゃんの抱き方
  • おむつの替え方
  • 授乳の仕方
  • 調乳指導
  • 沐浴指導

といった内容の育児指導を受けることができました。一通りの育児を助産師さんから教わることができ、すぐに助けを借りられる環境で練習することができます。

育児指導は昼間、面会時間外に行われるので、育児指導を受けられるのは妻だけでした。昼間教わった内容を面会時間に妻が私に教えてくれていました。育児指導の内容の復習ができ、夫婦ともに理解が深まってよかったと思います。



食事

食事は入院中の楽しみの一つですよね。私たちの利用した産院では朝・昼・夕・おやつともに豪華な食事が提供されました。無痛分娩などで麻酔の予定がある場合のお産前以外は基本的に食事制限はないので普通の食事を摂ることができます。

赤ちゃんが起きている場合はなおのこと、寝ていてもいつ起きるかハラハラしながらの食事になります。ゆっくり気持ちを落ち着けて食べることはなかなか難しいですが、妻としては楽しめたようです。夕食は面会時間中になるので、私が赤ちゃんの面倒を見ることができました。



Discussion | 入院中の育児の良かったことと反省点

最後に入院中にやって良かったこととこうすればもっと良かったという反省点を振り返ります。

入院中の良かったこと

入院中の良かったことを2点挙げます。

夫である私が毎日フルで面会に行った

良かったことの1つ目は夫である私が毎日フルで面会に行ったことです。病院へのお見舞いとは異なり、産院での面会は妻と一緒に赤ちゃんのお世話をする時間です。妻が昼間の育児指導で教わったことを夫に伝えながら二人で育児の経験値を上げることができます。

私は毎日面会時間内にフルで産院に居たので、抱っこ、オムツ替え、ミルク、寝かしつけなど一通りの育児を産院で実践することができました。そのため、退院後もスムーズに育児生活に入ることができました。なるべく面会に行って赤ちゃんと接する機会、赤ちゃんをお世話する機会を作ったのは良かった点です。



助産師さんのアドバイスを受けながら育児ができた

良かったことの2つ目は助産師さんのアドバイスを受けながら育児ができたことです。すべてが初めての状態で育児が始まったので、最初は抱っこの仕方もおむつの替え方もミルクのあげ方も手探り状態でした。入院中に助産師さんから適宜アドバイスを受けることができたので、夫婦ともに退院するころには一通りの育児が問題なくできるようになっていました。



入院中の育児の反省点

入院中の育児について反省点がいくつかあります。

育児記録アプリに記録しておけば良かった

入院中の育児を育児記録アプリに記録しておくべきでした。我が家では育児の記録、

  • 授乳
  • ミルク
  • オムツ替え
  • 睡眠

などの育児の記録をアプリで管理しています。育児記録をアプリで管理することは出産前から決めていたのですが、産院では記録用の紙が配られ、そこに記録をつけていたためアプリへの記録はしていませんでした。

退院後からはアプリで育児記録を管理していますが、入院期間の記録をつけていなかったために、退院後と入院中の育児記録の比較や成長の確認ができなくなってしまいました。育児記録をつけていると、後で振り返りたい機会が出てきます。入院中も振り返れるようにアプリに記録をつけておくべきでした。この反省を活かし、退院1週間後から利用した産後ケア施設ではアプリにも記録をつけておくようにしました。



紙の育児記録の写真を撮っておけば良かった

2つめの育児記録ですが、産院から配られた紙に記入した育児記録を写真に撮っておくべきでした。紙の退院記録は退院時に持ち帰れると思っていたら、実は持ち帰らせてくれないことが判明し、そのまま返却してしまいました。前述のとおりアプリへの記録も行っていなかったため、これで入院中の育児の記録が全く振り返れなくなってしまいました。退院前に紙の育児記録の写真を取っておく、もしくはアプリに転記しておくべきでした。



個室にしておけば良かった

最後の反省点は、入院の居室を個室にしておいたらより良かったと思いました。私たちが利用した産院の大部屋は病室に比べれば広く快適でした。そのため、怪我や病気で病院に入院するときの「普通の病院の入院生活」と思えば十分すぎる快適さです。一方で、「赤ちゃんと一緒に過ごして育児の練習をする入院生活」と思うと、個室にしておくべきだったと思います。

大部屋では

  • 赤ちゃんが泣いたときに周囲が気になる
  • 周囲の赤ちゃんが泣くのが気になる
  • 面会中の夫婦での育児も周囲が気になる
  • 部屋が乾燥するけど打つ手がない

といったデメリットがあります。また2022年頃特有ですが、隣に入院しているお母さんから新型コロナをもらってしまうアクシデントもありました。

個室にすることで上記のデメリットが解消できるのであれば、個室の追加料金を支払う価値があると感じます。産後の入院は退院後の育児生活の練習をする環境なので、なるべく育児に集中できる個室の方が良いと感じました。



Conclusion | まとめ

最後までご覧頂きありがとうございます!
私たちの産後入院中の育児体験談をご紹介しました。

入院中から育児は始まっています。産院では、助産師さんにアドバイスや助けを求めることができるので、育児を練習する良い機会です。退院するまでに一通りの育児ができるようになっておけば安心です。ご家族の方は面会時間を活用して、入院中から赤ちゃんと接する機会、赤ちゃんをお世話する機会を作っていくことをおすすめします!

以上「育児 | 産後入院中の育児の振り返りと反省(データサイエンティストの育児体験記#3)」でした!
またお会いしましょう!Ciao!

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