転職レシピ | 天文学ポスドクの応募書類作成術1: 職務経歴書の書き方 — 強みを伝える基本ポイントと項目・構成

転職
職務経歴書の内容は書類選考の成否、提示年収の高低を左右します。しっかり書いて自分を高く売りましょう!

Ciao!みなさんこんにちは!このブログでは主に
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(4)博士転職
の4つのトピックについて発信しています。

今回は転職レシピ、応募書類の準備についてお話します!
転職活動成功のポイントは職務経歴書で自分の強みと活躍可能性を伝えることです。
博士・ポスドクの場合、研究の経歴と研究で培ってきた「研究コアスキル」が企業に伝えることが大切です。
転職サイトには職務経歴書の書き方がたくさん載っていますが、ほとんどサラリーマン向けの情報なのであまり参考になりません。

この記事では博士・ポスドクの民間転職活動で押さえるべきポイントをご紹介します!
職務経歴書は書類選考の成否と提示年収の高低を左右する最重要書類です!しっかり書いて自分を高く売りましょう!
どうぞ最後までお付き合いください!

Kaiko
Kaiko

この記事は以下のような人におすすめ!

  • 民間企業への転職・就職を考えている博士・ポスドク
  • 研究経験を活かして転職したい方
  • データサイエンティストとして転職を考えている方

Abstract | 職務経歴書は転職活動における最重要書類

職務経歴書は書類選考通過の成否ひいては提示年収の高低を左右する、転職活動における最重要書類です。
企業の採用担当者は職務経歴書から応募者の能力を読み取り、募集要員に求める能力に達しているか、即戦力として活躍できそうかを判断します。
したがって、採用担当者に「能力がありそう」「活躍できそう」と思ってもらえるような職務経歴書を書くことが重要です。

民間企業での就業経験がない博士・ポスドクの場合は大学での研究の経歴を書きます。
職務経歴書で伝える必要があるのは「研究コアスキル」、特に転職先での業務に関係しそうなスキルです。
データサイエンティストとして転職するのであれば、データ解析やプログラミング、統計学の知識やそれを実験や観測に適用した経験です。
データサイエンティストなら研究のあらゆる場面における経験やスキルが活用できるので、しっかり棚卸しした上で記載し、余すところなく能力をアピールしましょう!



Background | 職務経歴書の役割

民間企業の転職活動では、

  • 職務経歴書
  • 履歴書

という2つの書類を企業に提出します。
1段階目の選考である書類選考はこれらの書類をもとに合否が決まります。
書類選考さえ通過すればあとは面接でアピールできます。
書類選考を通って企業と直接話す扉を開ける書類です。
また、職務経歴書に記載されている能力をもとに職位や期待役割が決まってくるので、提示年収の水準も左右します。

特に重要なのは職務経歴書です。
職務経歴書にはこれまでどのような仕事をやってきたのかを書きます。
企業の採用担当者はこれを見て、応募者のスキルレベル、実務経験、即戦力性などを推し量り、転職後に活躍してくれそうかを検討します。
職務経歴書の内容が転職活動の成否を左右します!



Contents | 職務経歴書作成の基本ポイント

職務経歴書に書く内容や項目はほぼ決まっています。
企業の採用担当者(人事担当者、現場責任者(中間管理職クラス)、経営者)に

  • これまでの仕事内容
  • これから任せたい仕事をこなせるか
  • 前向きに働いてくれそうか

を判断してもらえる内容を書く必要があります。

分量はA4用紙で2-3枚ぐらい、どんなに多くても5枚以内にまとめましょう。
分量が多いと企業の採用担当者が読みきれません。
企業で活かせそうな研究コアスキル(以前の記事「転職レシピ|博士は研究コアスキルを活かして民間企業で活躍できる」を参照)を棚卸ししたうえでまとめ、それらを具体的にサポートする研究経歴を端的にまとめればOKです。

データサイエンティスト志望の博士・ポスドクの職務経歴書のポイント

博士・ポスドクがデータサイエンティストとして民間転職するにあたって、職務経歴書を書く際のポイントは

  1. 即戦力だなと思わせる
  2. データサイエンティストに活かせそうな部分をしっかり書く
  3. 論文リストはいいなと思われればOKなので経歴書に入れる
  4. テクニカルスキル: どういうふうなコードが書けるのか. 統計解析のアピール具体的に
  5. pythonがどのくらい使えるのか, 解析どのくらいできるのか
  6. 箇条書きで書く

の6点です。
これらのポイントはインゲートという転職エージェントサイトのエージェントから教わりました(私が利用した転職エージェントは「転職レシピ|天文学系ポスドクの転職エージェント活用術1(転職サイト活用編)」「転職レシピ|天文学系ポスドクの転職エージェント活用術3(利用方針編)」を参照)。
また、この転職エージェントには職務経歴書の目安は4枚と言われました。
企業側の面接担当者としては4枚は少し多い印象があり、全部は読まれない可能性が高いです。

職務経歴書の構成と項目 | 強みと即戦力性を伝えるのがメイン!

職務経歴書は自身の強みとそれが転職先でも活用できそうであること(=即戦力性)を伝えることが目的です。
これまでの職務経歴を羅列することが目的ではありません。
自身の強みと即戦力性を伝えやすいよう、自身の強みと即戦力性のアピールがメインで、それらを補強する具体的なエピソードとして職務経歴の内容を書くのがオススメです。

職務経歴書の構成はお使いのテンプレートに従えば良いですが、私ならこう書くというものをご紹介します!
私の転職活動では、図1のような構成で職務経歴書を書きました。

図1. 職務経歴書の構成の例

職務経歴書の項目は

  1. 職務経歴の概要
  2. 活かせる経験・知識・技術 (=研究コアスキル)
  3. 今後の展望・目標
  4. 職務経歴

の4つです。
それぞれ簡単に解説します。
職務経歴書の具体的な内容は次回以降に譲ります。

職務経歴の概要 | だいたい何をしてきた人なのか伝えよう

最初に職務経歴の概要を書いて、だいたいどういう人なのかを伝えます。
忙しい採用担当者や経営者でもここは流石に読んでもらえます。
論文のアブストラクトと一緒でここを見ただけで応募者の人物像(スキルと経歴)がわかるのが理想です。
例えば応募企業の採用担当者(現場に出ている人)が人事担当者にどんな人が応募してきているのか聞いたときに、人事担当者がこの欄を見ただけで「こういう人です」と答えられるように書いてあげるイメージです。
「こういう研究をしてきてこういうスキルを持っている」ということが伝われば十分です。

活かせる経験・知識・技術 | 強みと即戦力性を伝えるための根幹

概要の直後に、会社で活かせる経験・知識・技術をまとめましょう。
自身の強みと会社の即戦力になれる根拠を具体的に示します。
プログラミングの経験、ソフトウェア使用・開発経験、データ解析・データ分析の経験、文書作成、統計学やデータ分析手法の知識、英語、プレゼンなど、棚卸ししておいた研究コアスキルを示します。

研究コアスキルの棚卸しは転職活動における整理と言語化のフレームワーク(「転職レシピ|天文学系ポスドクの転職目的(整理と言語化のフレームワーク編)」)を活用することができます。
また、職務経歴書の職務経歴の欄を書きながら、

  • この研究ではこういう分析手法を使った(統計学や分析手法など)
  • この研究ではこういう知識を使った(ソフトウェア、数学、物理学など)
  • この研究ではこういう経験を得た(提案、予算獲得、プレゼン、論文など)

といったことをリストアップするのも手です。

今後の展望・目標 | 会社での活躍見込み(将来性)を伝えよう

具体的な職務経歴に入る前に今後の展望や目標を転職の積極的な動機として示し、それが会社にとってどのようなメリットになるのか示します。
企業の採用担当者はここまで読めば、経歴の概要、強み、将来性と会社とのマッチングをある程度評価することができます。
それで会社が欲しい人材とマッチしそうなら書類通過で面接に進むことになります。
企業の採用担当者が、もう少し補強材料がほしいと思ったら職務経歴の項目を見ることになります。

この項目には自身の将来の展望とそれを実現するためにその会社に転職することが解決策になるということをさらっと記載します。
ただし、書類は使い回すので特定のどこかの会社を想定するわけではありません。
転職活動における整理と言語化のフレームワーク(「転職レシピ|天文学系ポスドクの転職目的(整理と言語化のフレームワーク編)」)では長期的なキャリアで実現したいことを考え、それを実現するために今足りないもの・必要なものを整理しました。
その必要なものが転職によって得られるということを示します。
さらに、自身が入社することで自身の強みを活かして業績に貢献できるなど会社に取ってのメリットも書きます。
これらを書くことで、自身がその会社に入ることでお互い良い事があるということを主張できます。
転職はマッチングなのでお互いに良い結果が得られそうと思えることが成功の鍵です。

職務経歴 | 過去・現在・未来に一貫性を持たせる研究経歴を書こう

最後に職務経歴をまとめていきます。
博士・ポスドクの場合は民間企業での職務経験がないことがほとんどなので、大学での研究経歴を書いていきます。
私は修士課程の研究からポスドクでの研究まで書きました。
自分がPIとしてリードした研究だけでなく、共著で入った研究、データ解析を一部手伝ったものなど、自分で何か手を動かしたり頭を使って仕事をしたものを書いていきます。
重要なのは研究コアスキルを身に着けた背景や具体的なエピソードが伝えられること、また様々なデータ解析をやってきておりデータサイエンティストとして十分な実務経験があることを示すことです。
小さな研究プロジェクトでも良いので拾っていきましょう。

職務経歴の項目は書類選考でじっくり見られるというより、1次面接や2次面接で採用担当者が質問するネタになる側面が強いです。
例えば「この研究テーマではどういうことをしたのか簡単に教えて下さい」などと聞いて、経験、能力、技術の背景を確認したり、どの程度の実務経験があるのかを掘り下げたりします。
自身が何をして、またどのような工夫をして、どのような結果になったのか、さらにそこからどのような経験や能力を身に着けたのかが端的にわかるように書くと良いでしょう。
具体的な書き方は次回以降でお話します!



Conclusion | まとめ

最後までご覧いただきありがとうございます!
職務経歴書の書き方の基本的なポイントをお話しました!

職務経歴書は自身の強みと即戦力性を応募企業の担当者に伝えるツールです。
応募企業の担当者にとっては、応募者の能力が募集したい人材の要件にマッチしているかどうかを判断する情報源です。
書類選考通過の成否、ひいては提示年収の高低を左右します
研究で培ってきた研究コアスキルをまとめつつ、研究の経歴でデータサイエンスの実務経験を示して自身の強みと即戦力性をアピールしましょう!

以上「転職レシピ | 天文学ポスドクの応募書類作成術1: 職務経歴書の書き方 — 強みを伝える基本ポイントと項目・構成」でした!
またお会いしましょう!Ciao!



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