お料理レシピ|パプリカの中ワタは包丁で削ぐと食感と味が良くなります

中ワタを取ったパプリカ お料理
パプリカの中ワタは雑味になるので包丁できれいに削ぎます

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今回はお料理レシピ下ごしらえシリーズ、パプリカの中ワタの外し方です!
ここのところ、転職レシピやお金のレシピなどのシリアステーマが続いていましたが、久々のお料理レシピ、しかも下ごしらえシリーズなのでリラックスして御覧ください!

カラーピーマン、いわゆるパプリカは細切りにしてマリネにしたり、青椒肉絲に入れると彩りが華やかになったり使い勝手の良い食材ですよね!
でも、パプリカの内側の白い筋の部分(中ワタ)を残してしまうと、食感が悪かったり、苦味や雑味の原因になってしまいます。
特に炒めて調理するときには、中ワタから水分が出てきてベシャっとしてしまいがちです。

パプリカの中ワタをちゃんと外すと、パプリカの美味しさや食感をストレートに味わえるようになります!
パプリカの中ワタの外し方をマスターして、お料理の仕上がりがワンランクアップさせましょう!



Abstract | パプリカの下処理でワンランク上のお料理を

パプリカなどのピーマンの中ワタや種には苦味成分が多く含まれています。
苦味成分は栄養成分でもあるのですが、中ワタは余計な苦味や雑味、食感を悪くする原因になります。
特に、炒めものでは水っぽくなってしまいがちです。
また、パプリカの場合は、ピーマンよりも立派な中ワタがあるため、除去しないとかなりの存在感になってしまいます。

手で中ワタを除去しても良いのですが、パプリカの立派な中ワタは手で取ると取り残しが多かったり、きれいに取れないことがあります。
そこで、4等分したパプリカを、包丁で削ぐようにするときれいに中ワタを除去することができます!
ヘタや軸も一緒に外してしまえば、きれいに仕上がります。
これパプリカを使ったお料理のクオリティがワンランクアップするはずです!
さっそくやってみましょう!



レシピ動画(YouTube)

YouTubeに作り方の動画を掲載しました!ぜひご視聴ください!

【お料理】パプリカの下処理!マリネやチンジャオロースに!一手間でクオリティアップ!



Background | ピーマンの苦味成分、クエルシトリン

ピーマンの種や中ワタには苦味成分が多く含まれています。
ピーマンの苦味成分は「クエルシトリン」というポリフェノールの一種と「ピラジン」という香り成分です。
ピーマンの苦味成分の正体は、2012年にタキイ種苗とお茶の水女子大学の共同研究で明らかになりました。

クエルシトリンは、ドクダミに多く含まれるポリフェノールの一種で、脂肪蓄積の抑制、高血圧抑制、血流改善などの様々な効果が期待されています。
栄養成分なので、中ワタを取ってしまうのはもったいないのですが、ピーマンを切って使う料理の場合は取り除いたほうが仕上がりが良くなります。
特に青椒肉絲などの炒めものは、中ワタが残っていると水っぽくなってしまうので外しておくと良いです。

パプリカはピーマンの仲間なので、中ワタには苦味成分が存在します。
また、スーパーでよく見かける大きなサイズのパプリカは、ピーマンよりも立派な中ワタを持っています。
中ワタを取り除かずに使ってしまうと、中ワタが結構な存在感を発揮し、雑味になってしまいます。
ピーマンの中ワタは小さいため手で取るだけでもそれなりにきれいになりますが、パプリカの中ワタは大きいため手で取るだけではきれいに取り切れません。
今回は、包丁できれいに中ワタをとる方法をご紹介します!



Method | パプリカの中ワタは包丁で美しく削げる

パプリカの中ワタは包丁で削ぐことできれいに除去できます。
やり方は以下のとおりです。

パプリカを縦に4等分する

まず、パプリカを縦に4等分します。
ヘタごと切ってしまって構いません。
ヘタが長い場合は、短く切り落としてからやります。

まずは縦に4等分する

お尻側からヘタ側に向けて包丁で削ぐ

4等分したパプリカを裏返しにし、お尻側からヘタ側にむけて包丁を動かし、白い中ワタを削ぎます。

お尻側からヘタ側に向かって削ぐように中ワタを落とす

ヘタ側まで包丁を動かしたら、最後はヘタごと中ワタを外します。

ヘタ側まで行ったら、ヘタごと中ワタを外す

4等分したもののうち、お尻側に黒い軸が残っているものについては、最初に包丁を入れるときに、軸の下に入れるようにします。
これで、中ワタごと軸も落とせます。

黒い軸も中ワタと一緒に落とす

パプリカの内側に残った種もきれいに取り除いておきます。
包丁の先で種を落とすか、流水で流しましょう。

内側に残った種もきれいに取っておく

これでパプリカの下処理完成です!
余計な苦味や雑味が出るのを防ぐことができ、また炒めた際に水っぽくなりにくくなります。
きれいに下処理をすることで、お料理のクオリティがワンランクアップするはずです!

きれいに中ワタを除去できました!



Conclusion | まとめ

最後まで読んでいただきありがとうございます!
今回はパプリカの下処理のやり方をご紹介しました。

お尻側からヘタ側に向けて包丁で削ぐことで、きれいに中ワタを除去することができます。
パプリカの中ワタは大きいため、きれいに除去しないと余計な苦味や雑味、炒めた際の水っぽさの原因になります。
きれいに取り除いて、パプリカを使ったお料理のクオリティをワンランクアップさせましょう!

以上、「お料理レシピ|パプリカの中ワタは包丁で削ぐと食感と味が良くなります」でした!
またお会いしましょう!Ciao!



References | 参考

タキイ種苗株式会社: 共同研究成果
Wikipedia: クエルシトリン
Wikipedia: ピラジン
やまでら くみこのレシピ: ピーマンの切り方
みなとの野菜大辞典: ピーマン



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