転職レシピ|天文学系ポスドクの転職エージェント活用術5(キャリア面談概要編)

転職
転職で解決したい課題を整理し、転職がその解決策となるように方向性を決めましょう!

Ciao!みなさんこんにちは!このブログでは主に
(1)pythonデータ解析,
(2)DTM音楽作成,
(3)お料理,
(4)博士転職
の4つのトピックについて発信していきます。

今回は転職レシピ、転職エージェントの活用術シリーズです!
このシリーズでは、私が2018年当時、ポスドクから民間企業にデータサイエンティスト(コンサルタント)として転職した経験から、転職エージェントの活用方法についてお話します。
現職の業務がある中で転職を成功させるには転職エージェントの活用が肝となります。
前回の記事「転職レシピ|天文学系ポスドクの転職エージェント活用術4(応募までの流れ編)」では、キャリア面談から応募までの大まかな流れをご紹介しました!

今回は、キャリア面談の概要をご紹介します!
キャリア面談では転職の目的、これまでの経験を整理し、それをもとに応募する職種・業種・企業属性・想定年収を絞り込みます。
キャリア面談でどのような相談をするのか、どのようなゴールを目指して行うべきなのかイメージがわかないという方はぜひこの記事を読んでみてください!

みなさんの転職活動や将来のキャリア検討にも役立つと思いますので、ぜひ最後までお付き合いください!

Abstract | キャリア面談はキャリアイメージを明確化するプロセス

キャリア面談は、選考応募前準備の最初の段階です。
実際に転職することを考えている方にとっては、転職に求めることやこれまでの経験を整理し、それをもとに応募する職種、業種、企業属性を絞り込んで、想定年収に見当をつける作業を行う場になります。
キャリア面談では、転職で解決したい短期・長期の課題を明確にし、それを解決できる条件の求人を探していく作業を何回か繰り返します。
繰り返していくうちに、転職の動機や目的、希望する条件、将来のキャリアイメージが明確になってくるはずです。
また、転職を考えていない方でも、キャリア面談を行うと、転職市場の動向、年収の相場観と自分の市場価値に見当をつけることができます。

この記事では、キャリア面談の大まかな流れと、各ステップでのポイントをご紹介します!
詳細には立ち入らず、ざっくりと解説しますので全体のイメージを掴むことにお役立てください!



Background | 転職活動におけるキャリア面談

転職活動において、キャリア面談は応募前準備の最初のステップであり、転職活動の方向性を定める機会です。
人によってはキャリア面談を行う前に、自分で求人を調べたり、候補になりそうな企業のことを調べる方もいるでしょう。
しかし実際には自分で調べただけでは、

  • そもそも転職で解決したい課題は何か
  • 現職を続けることの問題は何か
  • どのような転職を行えば問題が解決できるのか
  • 自分で想定している候補企業以外にもっと良いものはないのか

といったことを具体化、言語化するのはなかなか難しいですよね。
特に、初めての転職活動であれば、応募から転職完了までのイメージも湧きにくいですし、転職市場の状況や現職以外の場所でどのように活躍できるのか思い描くのは簡単ではありません。

キャリア面談は上記のような課題を整理し、その解決策を検討するための場所です。
転職エージェントの知見、場合によっては複数の転職エージェントの知見を借りつつ、自分の将来キャリアイメージ、現状の問題点、これまで培ってきた経験やスキルを整理していきます。
転職エージェントから求人リストをもらうための情報提供、情報交換の場です。
求人リストが転職活動を左右するので、転職活動の方向性を定める重要な機会となるわけです。



Contents | キャリア面談の流れ

本格的な転職活動はキャリア面談から始まります。
キャリア面談の前半は情報整理パートです。
まず

  • 転職の目的(転職で実現したいこと)の整理
  • これまでの経験(研究経験・コアスキル)の棚卸し

を行います。

キャリア面談の後半は検討パートです。
整理された転職の目的とこれまでの経験・スキルをもとに

  • 応募する職種
  • 応募する業種
  • 応募する企業の属性(規模、文化など)
  • 想定年収

をある程度絞り込み、転職エージェントに求人を提案してもらいます。

面談前半 | 転職の前提情報整理パート

キャリア面談では、自身の中で漠然とイメージしている転職の目的やこれまでの経験の中で培ってきた強みを整理します。
最初は漠然としていても、何回かキャリア面談を行ったり求人を見比べた上でもう一度考えてみると、段々と具体化されます。
まずは漠然とでも良いので、「転職で解決したい課題」と「これまでの経験の特色」を振り返ってみましょう!

転職目的の整理 | 転職で解決する課題の明確化

課題解決を成功に導くコツは適切な問題設定です。
転職活動においては、転職でどのような悩み・問題を解決したいのかを明確にしておくことです。

  • 給料が少なすぎて金銭的に余裕がない
  • 残業が多すぎて時間的に余裕がない
  • 振られる業務が自分のやりたいことと合わない
  • 会社の雰囲気が合わない
  • 周囲の人間と反りが合わない

など、転職を考え始めたきっかけは様々でしょう。
まずは、現職に対して抱いている不満、問題点、将来のキャリアに感じている課題などをリストアップしてみましょう。

これまでの経験の棚卸し | 経歴の羅列から強みを抽出

これまでの経験を振り返る目的は、転職先で活躍するために強みとして活かせそうな経験・スキルを探ることです。
これまでの職務経歴の中から、別の環境でも活用できる経験・スキルを抽出するという作業は意外と難しいかもしれません。
特に転職活動を初めて行うという方は、最初は事実の羅列になってしまうでしょう。

これまでの経験の特色を意識して振り返ると、経験・スキルの抽出に繋げやすいです。
「その研究室・職場・部署の、そのプロジェクトだから経験できたことはなにか?」あるいは「特に時間をかけたことはなにか」という視点を持つことをおすすめします。
ただし、matter specificになりするぎると別の環境で活用することが難しいスキルになってしまいます。
経験の特色があるけれども、そこから得られたスキルや知見には一般性があるというのが理想です。

面談後半 | 転職の方向性検討パート

面談後半では、前半で整理した前提情報に基づいて転職の方向性を絞り込んでいきます。
多くの方が気にするのは、転職後の想定年収だと思いますが、これは職種・業種・企業属性である程度決まってしまいます。
解決したい課題(給与、時間的余裕、やりがい、長期キャリア)に合わせて適切に絞り込みましょう!

職種の絞り込み | 強みにあった職種の選定

職種とは業務内容で分類された職務名のことで、例えばデータサイエンティスト、コンサルタント、研究開発者、エンジニアなどです。
民間企業の中途採用では「この職種の人を採用したい」といった募集に応募していくことになるので、職種から絞り込まれることが多いでしょう。

転職後に携わる業務内容は職種で大部分が決まります。
業務内容と連動しているということは、自分の強みであるスキル・経験を活かして活躍できるか否かは職種選択にかかっています。
「この職種であれば、このスキル・経験がこのように活かせそう」というレベルまで具体的に検討できると、転職活動のクオリティが上がります。
最初からそこまでは検討できないとは思いますが、可能性のある職種をいくつかピックアップしたら、具体的にどのスキル・経験が活かせそうか検討し、更に絞り込むと良いでしょう。

業種の検討 | 社会に価値提供するチャンネルの選択

業種はその企業が主に収益を上げている業界のことで、例えば製造業、運輸、IT、コンサル(専門サービス業の一種)といったものです。
昨今では、どの業種でもデータ活用が課題となっており、データサイエンティストが募集されています。
データサイエンティストの場合、業種は転職先を絞り込む強い軸にはならないでしょう。

業種はどのような形でスキルや知見を社会に還元するか、すなわちどのチャンネルで社会に価値提供するかを決定づけます。
データサイエンティストの場合、特定の業種のデータに興味があるならばその業種のデータサイエンティストとして、その業種のビジネスを通じて社会に価値提供します。
逆にさまざまな業種のデータを扱いたい場合にはコンサル系を選ぶという手もありです。

注意が必要なのは、年収の水準も業種によって偏りがあることです。
データサイエンティストで見ても、IT企業やコンサル系の方が提示年収が高い傾向にあります。
もちろん求人にもよるので一概には言えませんし、転職後に活躍できるかの方が重要です。
ただ、最初から業種を絞り込みすぎるのは注意が必要です。

企業属性の検討 | ストレスなく活躍できそうな環境の選定

応募する企業の属性は、大手・中堅やベンチャー・スタートアップといった企業規模、外資系・日系といった企業文化、バリバリ働くのか余裕をもって働くのかといった働き方の文化など、企業の性質のことです。
転職活動においては、短期的なスキルのマッチングが大切ですが、それと同じくらい「将来に渡って活躍できるか」ということも大切です(応募者にとっても企業にとっても)。
会社の雰囲気にマッチするか、昇進制度に問題はないか、長期キャリアをどのように設計できるのかなど、最初のうちはざっくりで構わないのでイメージを持っておくと良いでしょう。

転職エージェントにとっても、応募者が転職後に長く活躍できるかということが評価軸となっているようで、転職エージェントは企業文化の側面についても情報収集をしています。
実際、転職後に活躍できるかどうかに関わる重要情報なので、キャリア面談でしっかり希望を伝え、情報を聞くべきです。

想定年収の検討 | 相場と自分の市場価値を探る

転職市場の相場感と自分の市場価値に見当をつけることは、転職をしない方にとってもキャリア面談を行うメリットです。
転職先の年収は、ざっくり

  • 職種
  • 業種
  • 企業属性(規模、日系・非日系)
  • 前職の年収

で決まります。
したがって、転職エージェントに現職の年収を伝えれば、「この職種、業種でこのくらいの企業に行く場合の相場はこのくらい」と年収に見当がつきます。
求人とのマッチング(どのくらい即戦力と思わせられるか)によっては相場より少し上がります。
また、経験によっては同じ職種でも少し上の職位が狙えるます。

想定年収は転職エージェントの見立て次第なので、エージェントによってそれなりに幅があります。
複数のエージェントに想定年収とその根拠を聞いてみれば、希望年収としてどのくらいを想定しておけばよいかの見当がつきます。



Conclusion | まとめ

最後までご覧いただきありがとうございました。
キャリア面談の大まかな流れをお話しました。

キャリア面談では、転職活動に求めるものを明確にし、応募企業の選定に入るための重要ステップです。
また、転職をするつもりがない方にとっても、将来キャリアのイメージを整理したり、転職市場での市場価値を見積もる機会です。
前提情報の整理から転職先候補の具体化を何回か行うと、イメージが明確になってきます。
まずは何回かキャリア面談を受けてみることをおすすめします!

以上、「転職レシピ|天文学系ポスドクの転職エージェント活用術5(キャリア面談概要編)」でした!
またお会いしましょう!Ciao!

コメント

タイトルとURLをコピーしました