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今回はデータサイエンティストの子育て体験記として、おすすめのウェブカメラ「Tapo C200」をベビーベッドに取り付け、ベビーモニターとして使う方法を紹介します。Tapo C200は5000円未満と安価ながらベビーモニターとして十分な機能を備えています。ベビーモニターとしてベビーベッドに取り付けるのにコツが必要なので、方法を解説します!
この記事を読めば、5000円未満でベビーモニターを取り付ける方法を知ることができます。ぜひお付き合いください。
この記事はこんな人におすすめ
- 子どもを持とうと考えている方
- もうすぐ子どもが生まれる方
- 安価にベビーモニターを設置したい方
Abstract | Tapo C200は100円ショップ素材で取り付けられる!
Tapo C200は100円ショップで揃う素材でベビーベッドに取り付けることができます。Tapo C200はAmazonで4000円台(セール中は3300円ぐらいになります)のウェブカメラです。比較的安価ながら、スマホ・タブレット・PCでのリアルタイム視聴、暗視機能、Pan・Tilt、録画などベビーモニターとして十分な機能が備わっています。Tapo C200を使えばコスパ高くベビーモニターを設置することができます。しかし、Tapo C200は通常のウェブカメラであり、ベビーベッドへの取り付けが特に想定されていません。ベビーベッドへの取り付けにはコツが必要です。
そこで、100円ショップで揃えられるワイヤーネット、結束バンドといった素材を使ってTapo C200をベビーベッドに取り付ける方法を解説します!この方法なら、赤ちゃんをしっかり見守れる位置にカメラを取り付けられる上、ベビーベッドを傷めることなく設置でき、配線も整理することで綺麗な外観で仕上げることができます!コスパ高く快適な育児ライフを手に入れましょう!
Background | 現代の育児にはベビーモニターがおすすめ
現代の育児にはベビーモニターが必須と言っても良いぐらいおすすめです。昼寝・夜寝の寝かしつけ、夜泣き対応、ねんねトレーニング、赤ちゃんをベビーベッドに置いて家事をしたいときなど、様々な場面で赤ちゃんを見守ることができ、安心して育児に向き合うことができます。ベビーモニターが育児に役立つ場面の例は過去記事「育児 | 現代の育児にベビーモニターは必須!(データサイエンティストの育児体験記#9)」に詳しくまとめてあります。こちらの記事もご覧ください!
Tapo C200はコスパ最強!
Amazonを検索すれば様々な種類のベビーモニターやWebカメラがありますが、中でも私のおすすめは「Tapo C200」です。ベビーモニター専用機(鳥型のCubo Ai Plusなど)は3万円ぐらいと高価ですが、Tapo C200は5000円未満で購入できます。Tapo C200とベビーモニタ専用機の代表格Cubo Ai PlusのAmazonリンクは以下です(Amazonアソシエイトを利用して適格販売による収益を得ています)。
- Tapo C200
- Cubo Ai Plus
Tapo C200の基本的な機能
Tapo C200は安価ながら
- リアルタイムカラー動画の視聴(スマホアプリ)
- カメラの方向(Pan, Tilt)を遠隔操作できる
- 暗視機能で暗い部屋でも様子がわかる
- 動画の録画や静止画の撮影ができる
- 通話機能、呼びかけ機能
- 動作の自動検知と通知
- RTSPでパソコンに取り込んで画像解析
- その他の機能(パイロットランプOFF、プライベートモード)
といった機能を備えており、ベビーモニターとしても十分に役立ちます。Tapo C200のベビーモニターとしての有用性は過去記事「育児 | 5000円未満で設置できるベビーモニター「Tapo C200」!(データサイエンティストの育児体験記#10)」にまとめてあります。こちらの記事もご覧ください!
Tapo C200のベビーベッドへの取付はコツが必要(今回記事で解説!)
Tapo C200の唯一の弱点は取り付けです。Tapo C200は普通のウェブカメラでベビーベッドへの取り付けを想定されていないため、Tapo C200を購入してそのままベビーベッドに取り付けて使うのは難しいです。Tapo C200付属のマウント(台座)は壁や天井へのネジ止めを想定してデザインされています。さすがにベビーモニターのために壁にネジ止めするのは抵抗がありますよね。
そこで今回記事では、100円ショップで揃う素材を使ってベビーベッドにTapo C200を設置する方法をご紹介します!100円ショップで素材を揃えれば、カメラ本体を含めても5000円未満で収まります!私のようにベビーベッド2台運用の方で、両方のベビーベッドにそれぞれカメラを取り付けても金銭的負担がすごく大きくはなりません。今回記事で取り付け方法を習得してみてください!
Data | 必要な材料
Tapo C200に加えて、
- ワイヤーネット
- 結束バンド(小: 幅4 mm以下)
- 結束バンド(中: 長さ20 cmくらい)
- キズ防止パッド
- マスキングテープ(幅広め。なくても可)
を用意します(図1)。どれも100円ショップで揃えられるので、材料費合計でも5000円を切ります。
材料へのAmazonリンク
100円ショップに行く時間がない方のためにAmazonのリンクを貼っておきます。合計5000円は超えてしまいますが、お急ぎの方はこちらから材料を揃えられます!(Amazonアソシエイトを利用して適格販売による収益を得ています)
- Tapo C200:
- ワイヤーネット:
- 結束バンド(小):
- 結束バンド(中):
- キズ防止パッド:
- マスキングテープ(なくても可):
Method | Tapo C200をベビーベッドに取り付ける方法
Tapo C200をベビーベッドに取り付ける手順は大まかに
- Tapo C200付属のマウントをワイヤーネットに取り付ける
- (必要があれば)ベビーベッド柵をマスキングテープで保護する
- ベビーベッドにキズ防止パッドを貼る
- ベビーベッド柵の横棒でワイヤーネットを位置決めする
- ベビーベッド柵の縦棒でワイヤーネットを完全に固定する
- Tapo C200本体をマウントに取り付ける
- 配線を整える
というステップです。図2の完成形をイメージしながら作業しましょう。横棒の2箇所と縦棒の1箇所の計3箇所でワイヤーネットが固定されています。
作業のポイント
手順を解説する前に、作業のポイントをご紹介します。作業のポイントは
- Tapo C200を高い位置に取り付ける
- キズ防止パッドでワイヤーネットが垂直になるように調整する
- 余った結束バンドで配線を整える
の3点です。それぞれ詳しくお話します。
Tapo C200を高い位置に取り付ける
Tapo C200は高い位置に取り付けます。高い位置に取り付けることで、視野を広く取ることができます。あまり高くしすぎると、ズームアウトしすぎて赤ちゃんの様子がわかりにくいので、設置する前にちょうどよい高さを確認するのがおすすめです。ベビーベッドの床面が7割か8割程度映る程度の高さが良いでしょう(図3の①)。
また、赤ちゃんがお座りできるようになっても触られないぐらいの高さにしておくと良いです。ベビーベッドの床面が7割か8割程度映る程度の高さにしておくと、ぎりぎり触られないぐらいの高さになるでしょう(図3の②)。ちなみに、つかまり立ちを考慮する必要はありません。赤ちゃんのつかまり立ちが始まったら、ベビーベッドの床を一番下まで下げる必要があります。
- ベビーベッドの床が高い状態で、赤ちゃんがお座りしても触れない高さ
にしておけば、ベビーベッドの床を一番下まで下げた状態なら、つかまり立ちしても触ることはできないはずです。
キズ防止パッドでワイヤーネットが垂直になるように調整
ワイヤーネットを固定する際、キズ防止パッドを入れてワイヤーネットが垂直になるようにします(図4)。
ポイントは、キズ防止パッドでベビーベッド柵の縦棒とワイヤーネットの隙間を埋めることです(図5)。ワイヤーネットの固定は
- ベビーベッド柵の横棒で位置決め
- ベビーベッド柵の縦棒で固定
という手順で行います。ベビーベッドの柵は縦棒が横棒に比べて引っ込んでいます。何もしないでワイヤーネットを取り付けると、縦棒とワイヤーネットに隙間ができてしまうため、ワイヤーネットが傾いてしまします。そこで、縦棒とワイヤーネットの間にキズ防止パッドを入れることで、ワイヤーネットを取り付ける面が揃います。隙間が埋まるので、ワイヤーネットを垂直に取り付けることができます。
余った結束バンドで配線を整える
カメラを取り付けた後、余った結束バンドで配線を整えると、見た目と安全性が向上します(図6)。結束バンドで配線を固定することで、見えない場所で配線を通すことができます。また、赤ちゃんに引っ張られてしまうリスクを減らせます。ワイヤーネット→ベビーベッドの柵→ベビーベッドの枠と配線を固定していき、Tapo C200の電源コードをつなぐのがおすすめです。
作業の手順
ポイントを抑えたところで、具体的な作業手順を説明します。
Tapo C200付属のマウントをワイヤーネットに取り付ける
まずはTapo C200付属のマウント(図7)をワイヤーネットに取り付けます。マウントのネジ穴に結束バンド(小)を通し、ワイヤーメッシュに固定します。結束バンドをしっかり締め、Tapo C200を取り付ける側に結束バンドが膨らまないように気をつけます。
マスキングテープでベビーベッドを保護する(必要に応じて)
必要に応じてベビーベッドにマスキングテープを貼って保護します。ベビーベッドをレンタルしている場合などなるべくきれいに使いたい場合、結束バンドを巻く箇所やキズ防止パッドを貼る箇所、ワイヤーネットが当たる箇所にマスキングテープを貼って保護するのがおすすめです。キズや後がつきにくくなります。
保護すると良い箇所は
- ワイヤーメッシュを固定する結束バンド(中)を巻く3箇所
- ワイヤーメッシュが当たる面
- キズ防止パッドを貼る3箇所
です(図8)。結束バンド(中)を巻く3箇所はマスキングテープをぐるっと何周か巻いて保護し、ワイヤーメッシュが当たる面とキズ防止パッドを貼る箇所は背面だけ貼ればOKです。
ベビーベッドにキズ防止パッドを貼る
ベビーベッドにキズ防止パッドを貼ります。ワイヤーネットを固定する位置をだいたい決めたら、ワイヤーメッシュの下辺がベビーベッドの柵の縦棒に当たる位置にキズ防止パッドを貼り付けます。キズ防止パッドが大きすぎる場合はハサミで切ったものを貼り付けます(図9)。
ワイヤーネットの上下方向の位置は、ワイヤーネットの横方向の細いワイヤーのどれかと、ベビーベッド柵の横棒の下端が揃うように決めます(図9)。次の手順で結束バンドで固定する際、この横方向のワイヤーを引っ掛けて上下位置を決めるためです。
ベビーベッド柵の横棒でワイヤーネットを位置決めする
ワイヤーネットをベビーベッドに取り付けていきます。最初に、ベビーベッド柵の横棒にワイヤーネットを固定していきます。結束バンドで両端の2箇所を固定します(図10)。このとき、ワイヤーネットの両端の太いワイヤーに結束バンドを通して柵の横棒に結ぶことで、左右方向の位置が固定されます。さらに、前の手順で上下方向の位置決めに使った横方向の細いワイヤーにも結束バンドを通すことで、上下方向の位置も固定されます。
この段階ではまだグラグラしていて、横棒を軸にワイヤーネットがくるくる回転する自由度が残りますが、次の手順で完全に固定するのでそれでOKです。
ベビーベッド柵の縦棒でワイヤーネットを完全に固定する
ベビーベッドの柵の縦棒にワイヤーネットの下辺を固定することで、ワイヤーネットを完全に固定します(図11)。キズ防止パッドに圧力をかかるくらいまで、結束バンドをしっかり締めて固定します。これで上下左右方向に加え、回転方向も固定されます。ワイヤーネットのグラつきが完全なくなります。幾何学的に言えば、3次元空間において平面は3点で定義できるので、3点を固定することでワイヤーネットを完全に固定できます。
Tapo C200本体をマウントに取り付ける
Tapo C200本体をワイヤーネットに固定したマウントに設置します。工具不要で取り付けることができます(図12)。Tapo C200本体を取り付ける方向は、軸回転方向に180度ずつ調整できます。Tapo C200のカメラの向きは、回転方向については360度調整できるので、取り付けの方向に制限はありません。配線を出しやすい向きに設置すればOKです。私は図12のように配線が左上に出る向きに取り付けました。
配線を整えて完成
配線を整えてTapo C200を電源に繋げば設置完了です!ワイヤーメッシュの利点は配線を綺麗に引き回せることです。ワイヤーメッシュ→ベビーベッドの柵→ベビーベッドの枠と配線していき、電源プラグの近くまで配線しましょう(図6)。最後、結束バンドは先が伸びていると邪魔なのでニッパーかハサミで切っておきましょう(図13)。中途半端に切ると先が尖って危ないので、結束バンドを引っ張りながら根元ギリギリで切るのがポイントです。
Result | 完成
Tapo C200のベビーベッドへの取り付けが完了しました!これで赤ちゃんを離れた場所から見守ることができます!
Conclusion | まとめ
最後までご覧いただきありがとうございます!
5000円未満のウェブカメラ「Tapo C200」をベビーベッドに設置する方法をご紹介しました。
Tapo C200は安価ながらスマホでの視聴、暗視機能、Pan・Tilt、録画などベビーモニターとして必要な機能を備えています。ベビーベッドに設置するのに工夫が必要ですが、100円ショップで揃う材料だけで取り付けることができます。やり方を知っていれば難しくなく、配線も整理することができてしっかりした仕上がりで取り付けることができます!ぜひやってみてください!
以上「育児 | 「Tapo C200」をベビーベッドに設置する方法(データサイエンティストの育児体験記#11)」でした!
またお会いしましょう!Ciao!